2人育児って、なんだかんだ楽しいことも多い。
でも…正直、大変。
特に「兄妹げんか」が始まると、毎回ため息が出てしまう私がいます。
今回は、我が家の「9歳男の子(長男)」と「4歳女の子(長女)」の、日々繰り広げられる兄妹バトルについて、正直な気持ちを綴ってみたいと思います。
仲良く遊んでると思ったのに、次の瞬間にはけんか
兄妹で一緒に笑いながら遊んでいるとき、私は「はぁ~、やっと静かに過ごせる時間がきた」と、ちょっとだけ安心します。
でも、その幸せタイムは長く続かない。
気づいたときには、どちらかの怒鳴り声、泣き声、そして大騒ぎ。

基本、私は存在感を消しているのですが
下の子(4歳)が「ママー!お兄ちゃんが私に○○してきた!」や「たたいた!」と、涙ながらに訴えてくることが多い。
もちろん、上の子(9歳)にも言い分があるわけで…
「だって最初に○○って言ったのはあっちだから!」
「わざとじゃないし!」
…もう、どっちも落ち着いてくれぇぇぇ!
下の子は「聞いてくれないと怒る」
4歳の娘は、まだまだ自分の感情にストレートです。
何かあったときに私が「ああそうなんだ…」と、なだめようとすると、
「ちゃんと聞いて!!」と怒る。
「うんうん、それは嫌だったよね」とまず気持ちを受け止める。
でも、今度はお兄ちゃんの話も聞かないと不公平になる。
2人ともが「自分の話をちゃんと聞いてほしい」って思ってる。
だから、私はできるだけ「どちらの味方もしない」スタンスで
、話を聞こうとしています。
でもね…正直、毎日毎回は、キツイです。
どっちの味方でもない、でもそれが伝わらないもどかしさ
私は裁判官でもジャッジでもないけれど、毎日何度も「真実はどこにある?」と調査して、証言を集めて、最終的に「じゃあこうしようか」と結論を出す。
でもどちらかが納得しないと、「ママは○○ばっかりひいきする!」
「話ちゃんと聞いてくれなかった!」と泣き出す。
こっちだって精一杯やってるんだよ…。
「言い方が悪かったかな」
「もっと冷静に対応できたかな」
寝かしつけたあとに反省する夜もあります。
毎日毎日続くと…やっぱりイライラしちゃう
正直、子どもたちのけんかが始まると、
私の心の中では「またか…」という気持ちがわいてきます。
もちろん、放っておけないし、話を聞かないとエスカレートしてしまう。
でも、1日に何回も続くと、さすがにしんどい。
「なんでこんなにけんかばっかりするの?」
「仲良く遊べないの?」
そう言いたくなる日も、あります。
イライラしちゃって、つい声を荒げてしまう日も。
あとで「ごめんね」と思いながらも、感情が追いつかないときもある。
ふとした瞬間に救われる
でも、そんな日々の中でも、ふとした瞬間に心がほどけることがあります。
お兄ちゃんが、妹のためにこっそりお菓子を分けてあげていたり。
妹が、兄に「おにいちゃん大好き!」と抱き着いたり。
ケンカばかりに見えても、やっぱり「大好き」なんだなぁと思える瞬間がある。
そういうときに、「あぁ、この子たちの母でよかった」って心から思えるんです。
「完璧なママ」じゃなくていい
子どもたちが生まれたばかりの頃、私は「ちゃんとしたママでいなきゃ」とずっと思っていました。
でも、9歳と4歳を育てる今の私は、少しだけ考え方が変わってきました。
「今日も怒っちゃったな」と思う日も、
「なんかもう疲れた…」と泣きたくなる日も、
それでも子どもたちは、次の日には「ママ〜!」と笑顔で寄ってきてくれる。
完璧じゃなくていい。
毎日笑顔じゃなくてもいい。
それでも、子どもたちはちゃんと私を見てくれている。
最後に
2人育児って、本当に体力も気力も必要です。
兄妹げんかも、ママの精神をじわじわ削る試練のひとつ。
でも、それだけ子どもたちが一生懸命生きている証なんだと思います。
うまく対応できない日もあるし、イライラすることもある。
でも、きっとみんなそうなんだと思います。
今日もけんかが始まったら、ひと呼吸おいてこう言ってみます。
「よし、話を順番に聞こうか」って。
それだけで、少しずつ子どもたちも成長していくのかな。
そして、私も一緒に、母として成長できたらいいなと思います。
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